【子ども向け】フェアトレードとは?やさしく学ぶ公正な貿易

 

こんにちは、環境教育インストラクターのせーじ先生です。

今回は、**フェアトレード(Fair Trade)**について、子どもや保護者のみなさんにもわかりやすくご紹介します。

 

学校のSDGs教育総合的な学習の時間、さらには人権・国際理解教育ともつながる大切なテーマです。

🌍フェアトレードとは?意味をかんたんに

**フェアトレード(Fair Trade)**とは、
作る人と買う人が、おたがいにフェア(公平)な関係でモノをやりとりする」仕組みです。

よくあるフェアトレードの商品は…

  • コーヒー豆

  • カカオ(チョコレート)

  • バナナ

  • 手作りの布や雑貨

💡なぜフェアトレードが必要なの?

私たちが安く買っているコーヒーやチョコレート。
その裏では、貧しい国の人たちが、すごく安いお金で働かされていることがあります。

  • 学校に行けない子どもたち

  • 危険な仕事をさせられる人たち

  • 女性の権利が守られない働き方

 

そういった「不公平な貿易(アンフェアトレード」をなくすために、フェアトレードがあります。

🧑‍🤝‍🧑フェアトレードはどんな仕組み?

✔ 作った人に**きちんとしたお金(公正な対価)**を払う
✔ 子どもの労働をさせない
✔ 女性や少数民族も働ける

✔ 環境を大切にした作り方をしている

 

つまり、人にも地球にもやさしいしくみなんです!

🛍️フェアトレード商品を見つけてみよう!

近くのスーパーや雑貨屋さんで、次のようなマークを見つけてみましょう!

🟦「FAIRTRADE認証マーク」
🟢「WFTO(世界フェアトレード機関)認証」

 

🔍 それがついていたら、「フェアトレード商品」です!

 ✅教育現場での活用例(SDGs目標12・8とリンク)

  • フェアトレードチョコレートを調べてみよう

  • コーヒー産地の子どもたちの生活を知ろう

  • 自分たちにできる「エシカル消費」について話し合おう

 

👩‍🏫 小学校・中学校での道徳・社会・総合的な学習の時間にぴったり!

🌱せーじ先生からのメッセージ

フェアトレードは、「遠くの誰か」と「ここにいる自分」がつながっていることを教えてくれます。

「安いから買う」ではなく
「誰かを大事にするために買う」

 

そんな選び方が、これからの地球を変えていきます。