2026年の夏は「熱中症対策」も環境教育に!

こんにちは。

環境教育インストラクターのせーじ先生です。

毎年のように「今年の夏は暑いですね」という言葉を聞くようになりました。
でも最近は、ただ暑いだけではありません。

外遊びができない日が増えたり、学校や園での活動時間を調整したり、地域イベントでも熱中症対策が欠かせなくなっています。

つまり、熱中症対策は単なる健康管理ではなく、地球温暖化や気候変動を考える入口にもなっているのです。

 

熱中症対策は「命を守る環境教育」

熱中症というと、

・水分をとる
・帽子をかぶる
・日陰で休む
・エアコンを使う

というイメージがあるかもしれません。

もちろん、これはとても大切です。

でも、子どもたちに伝えるときは、もう一歩進めて、

「なぜ、こんなに暑い日が増えているのか?」
「自分たちの暮らしと地球の環境は、どうつながっているのか?」

という視点を持つことが大切です。

環境省と気象庁は、熱中症の危険性が高い日に「熱中症警戒アラート」を発表しています。また、暑さ指数WBGTは、気温だけでなく湿度や日射なども考えて、熱中症の危険度を示す指標です。

子どもたちには、難しい言葉ではなく、

「気温だけでなく、むし暑さや日差しも危ないんだよ」

と伝えるとわかりやすいです。

 

2026年の夏、注目したいキーワード

2026年の夏に向けて、環境教育で取り上げやすいキーワードがあります。

・熱中症警戒アラート
・熱中症特別警戒アラート
・暑さ指数 WBGT
・クーリングシェルター
・地球温暖化
・気候変動
・防災と環境
・親子でできる暑さ対策

特に、クーリングシェルターは、これから地域で大切な言葉になっていきます。

クーリングシェルターとは、危険な暑さから身を守るために、一時的に涼むことができる施設のことです。環境省は、自治体が指定暑熱避難施設を指定・運営するための手引きや事例を公開しています。

子どもたちには、

「暑すぎる日は、がまん大会ではなく、涼しい場所に避難することが大事」

と伝えたいですね。

 

熱中症は「防災」のテーマでもある

昔は防災というと、地震・台風・大雨のイメージが強かったと思います。

でも今は、猛暑も防災のテーマです。

暑さは目に見えません。
地震のようにグラグラ揺れるわけでもありません。

でも、体には確実に負担がかかります。

特に注意が必要なのは、

・子ども
・高齢者
・持病のある方
・屋外で活動する方
・エアコンを使いにくい環境の方

です。

地域の公民館、学校、自治会、子ども会などで、熱中症対策を学ぶことは、まさに身近な防災教育になります。

子どもたちに伝えたい3つのこと

 

せーじ先生の環境講演会では、熱中症対策を単なる注意事項で終わらせず、子どもたちが自分で考えられるように伝えることを大切にしています。

1. 暑さは「気温」だけで判断しない

同じ30℃でも、湿度が高いと体はつらく感じます。
日差しが強い場所、風がない場所、アスファルトの上なども注意が必要です。

2. がまんは美徳ではなく、危険なこともある

昔は「少しくらい暑くてもがまん」と言われることもありました。
でも今の暑さは、無理をしてはいけない暑さです。

水分補給、休憩、日陰、エアコンは、命を守る行動です。

3. 暑さ対策は、地球を守る行動にもつながる

エアコンを上手に使いながら、電気の使い方を考える。
移動や買い物、食べ物、リサイクルなど、毎日の行動を少し見直す。

小さな行動の積み重ねが、未来の環境につながります。

 

親子でできる熱中症対策

家庭でも、すぐにできることがあります。

・朝のうちに天気予報と暑さ指数を確認する
・水筒を持つ
・帽子をかぶる
・日陰を選んで歩く
・外遊びの時間を短くする
・室内でも油断しない
・エアコンを適切に使う
・高齢の家族に声をかける
・近くの涼める場所を確認しておく

ポイントは、「暑くなってから考える」のではなく、「暑くなる前に準備する」ことです。

まるで、雨が降る前に傘を用意するように、猛暑の日には先に対策をしておくことが大切です。

 

環境講演会でも取り入れられます

ミライ企画の環境講演会では、地球温暖化やSDGsの話だけでなく、熱中症対策や防災の視点も取り入れることができます。

たとえば、

・暑さ指数クイズ
・地球温暖化と猛暑の関係
・親子でできる熱中症対策
・クーリングシェルターのお話
・防災備蓄と暑さ対策
・サイエンス実験を交えた楽しい学び

など、子どもから大人まで楽しく学べる内容にできます。

環境問題は、遠い国の話ではありません。
今日の暑さ、学校の活動、地域イベント、家族の健康にもつながっています。

 

まとめ

2026年の夏は、熱中症対策を環境教育・防災教育の入口として考えることが大切です。

暑さから身を守ること。
地球温暖化について考えること。
地域で助け合うこと。
子どもたちが未来のためにできる行動を知ること。

これらは、すべてつながっています。

せーじ先生は、これからも子どもたちに、
「楽しく学び、未来を考えるきっかけ」を届けていきたいと思います。

 

参考情報

・環境省 熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/

・気象庁 熱中症警戒アラート
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/heat_alert.html

・環境省 指定暑熱避難施設・クーリングシェルター関連資料
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_shsa.php